感染症対策

感染症対策において、信頼できる情報を正しく入手することが大切です。

《参考》

職場で気を付けたい感染症(※新型コロナウイルス感染症は除く)
予防接種の基礎知識

新型コロナウイルス関連情報

こびナビ
「こびナビ」は、新型コロナウイルス感染症や新型コロナワクチンに関する正確な情報届けるためのサイトです。

新型コロナワクチンQ&A
新型コロナワクチンの有効性や安全性、接種対象者や接種方法等Q&A形式でわかりやすく解説した厚生労働省作成のサイトです。

インフルエンザ

手洗い、咳エチケットはもちろんのこと、インフルエンザワクチンを接種するようにしましょう。
6~7割のケースで重症化予防に有効です。
大気社グループ健康保険組合ではインフルエンザワクチン予防接種の費用補助を行っております。

風疹

風疹は成人でも免疫がなければ罹ることがあり、症状も重くなる場合があります。また、妊娠初期の女性が風疹ウイルスに感染することで生じる「先天性風疹症候群」は、胎児に目や耳、心臓などに重篤な障害を引き起こす恐れがあります。風疹にかかった男性から妊婦へ感染するケースもみられるため、注意が必要です。

風疹感染者数グラフ

大気社グループ健康保険組合では、健康診断の項目として「風疹抗体価検査」を無料(補助上限あり)で受けられるようになっております。
オプションになっている医療機関もありますので、健康診断申込時に確認してください。
特に、公的な予防接種が行われなかった世代の男性(1962年度~1978年度生まれ)は積極的に受診して、
数値が低い場合には予防接種を受けるようにしましょう。(※予防接種は健保の費用補助対象外です。)

お住いの市町村によっては、風疹抗体価検査や風疹予防接種が無料で受けられる場合があります。
詳細は下記厚生労働省のホームページでご確認ください。

厚生労働省「風疹の追加的対策について」

麻疹

国内で発症する麻疹は根絶された状態ですが、海外から持ち込まれて時折、集団感染が発生しています。
麻疹は空気感染し、感染力はインフルエンザの20倍近くともいられ、非常に強いです。
発症予防のためには、ワクチン接種が推奨されます。
麻疹の予防接種をすると95%以上の人が免疫をつけることができますが、残り数%の人は1回のワクチンでは抗体ができないため、2回の接種が推奨されていますが、現在の30歳~40歳代は1回しか受けていないか、1回も受けていない世代です。

なお、20歳代は子どもの頃に2回の接種を受けており、50歳代以上の多くは子どものころにかかって免疫をもっている可能性が高いと考えられています。
30~40歳代の従業員が、途上国など麻疹が流行している国に長期に滞在する場合や外国人と接することが多い場合は特にワクチン接種を受けることが重要です。

麻疹感染者数グラフ

結核

先進国の中で日本は、新規の結核患者数が多いことで知られています。
2週間以上も続く咳や痰、微熱といった結核が疑われる症状がある場合、医療機関を受診し検査を受ける必要があります。

ノロウイルス感染症

発生が増加する冬季になったら、職場のトイレのほか、蛇口やドアノブ、押しボタンなど社内外の人の手が多く触れる箇所を消毒することが大切です。
ノロウイルスにはアルコールは効きにくく、次亜塩素酸系での消毒が推奨されます。
ノロウイルス感染症の検査体制はまだ十分では診断がつくころには完治していることも多いです。
冬季に、1日に5回以上を目安とした激しい下痢がみられたらノロウイルス感染症を疑いましょう。

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